赤ちゃんは1日に何回もうんちをするので、オムツをその度に変える必要がありますが、その際に気になるのが「オムツかぶれ」。


赤くなってしまっているお尻を見ると、とても不安になりますよね。
そこで、オムツかぶれになってしまう原因と対策を解説いたしますので、ぜひ参考にしてください!
関連記事 >> 「赤ちゃんにできたおむつかぶれの原因と対策」
おむつかぶれはなぜできる?原因8個
おむつかぶれが原因で赤ちゃんがぐずったり、おむつ替えで大泣きしたりとお世話する方の悩みの種ですよね。
多くの方が経験するおむつかぶれですが、実は原因がたくさんあるのです。
- おむつの蒸れ
- おしっこかぶれ
- うんちかぶれ
- 下痢による肌荒れ
- おむつの摩擦
- おしりふきの摩擦
- おむつが肌に合わない
- おしりふきが肌に合わない
このように、よく聞く原因だけで8個もあります。
そして、この中のいくつかが原因になりおむつかぶれが出ている場合もあれば、たったひとつの原因でおむつかぶれになっていることもあります。
おむつかぶれの原因を特定したいと思った時は、試行錯誤しながらどれが原因かひとつずつ確認していかなければなりません。
赤ちゃんの体調は日によって変わり、成長に伴いどんどん変化していくので、コレだという原因を見つけるのは、本当に大変な作業です。
おむつかぶれを防ぐ対策
原因を特定するのが困難な場合、原因として多いものを予想して防ぐ方法があります。
根本的な解決にはなりませんが、予防を重ねることでおむつかぶれを予防・改善することができるのです。
予防のポイントは「乾燥」「マメに交換」「擦らない」の3つになります。
乾燥は蒸れの予防
おむつ替えの時に、おしりふきなどでおしりが湿ったままにならないように、赤ちゃんのお腹が冷えない程度に少しおむつを開けておく時間を作るようにしましょう。
マメに交換対策
マメに交換することで蒸れと汚れかぶれの対策になります。
濡れたおむつをそのままにすると蒸れてかぶれに繋がります。
また、肌がおしっこやうんちに長時間触れていると、汚れの影響でかぶれ、こびりついた汚れを落とす為に強く擦ることで更にかぶれる原因になります。
できる限りマメに交換し、清潔を保ちましょう。
擦らない対策
擦らないことで肌への影響を抑えます。
おしっこの時は、優しく抑えるように拭き取り、酷い汚れの時はぬるま湯で洗ってしまうか、おしりふきにたっぷりぬるま湯を含ませて、汚れを洗い流すようにふくだけでもかなり違います。
とにかく擦らないことを徹底し、擦らずに汚れを落とす方法を考えるようにしましょう。
おむつを変えればおむつかぶれは治る?オススメのおむつ
おむつ自体が肌に合っていない時は、おむつのメーカーを替えると改善する場合があります。
最近のおむつは蒸れや擦れ対策にかなり力を入れているので、メーカー間での性能の差はそこまで大きくないように感じます。
そこで、おむつかぶれ対策としておむつメーカーを選ぶ場合は、性能だけでなく赤ちゃんに合ったサイズのおむつを選び、はかせてあげてください。
小さいサイズのおむつをはかせれば、吸収しきれなかった汚れや蒸れでかぶれが悪化してしまいます。
締め付けや擦れの原因にもなり、腰や足回り、脇腹にも摩擦によるおむつかぶれが出てしまいます。
おむつのメーカーによって、ウエストがゆるめな形のもの、足回りが広く作られているものなど形が様々です。
ウエストや足回りのサイズ感、紙のやわらかさなども確認し、赤ちゃんにちょうど良いおむつを選ぶこともおむつかぶれの予防になりますよ。
おむつかぶれはおしりふきを変えれば改善する?おしりふりを選ぶポイント
予防のポイントで挙げたように、おしりふきを選ぶポイントは「擦らない」をどれだけ実現できるかです。
水99%の優しい成分のおしりふきだとしても、薄くて何度も拭かなければいけない場合は、結果的に擦る回数が増えて素材の優しさの意味が無くなってしまいます。
厚手でしっかりしたものだと一度で拭き取れるので、その方が摩擦の面では優れているように実感できます。
また、おしりふきを色々試しても効果がない場合は、おしりふきを止めてしまう方法もあります。
化粧品売り場にあるコットンを使い、ぬるま湯に浸して汚れを落とすようにすれば、おしりふきより摩擦が少なく、水分量も加減できるので摩擦によるかぶれを抑えることができますよ。
おむつかぶれにステロイドを使用しても大丈夫?
小児科や皮膚科などを受診し症状を見た医師が処方したものなら、おむつかぶれにステロイド剤を使用しても大丈夫です。
赤ちゃんに処方されるステロイド剤の多くが弱いステロイドのものなので、用法用量を守れば必要以上に警戒する必要はありません。
注意すべきなのは、勝手な判断で違う部位にステロイド剤を使わないことです。
例えば、顔の湿疹が酷く処方されたステロイド剤を、医師に確認せずおむつかぶれに塗るなどは危険です。
他の部位で処方されたステロイド剤を使う場合も、必ず医師に相談してからにしてくださいね。
関連記事 >> 「乳児湿疹は小児科で診てもらう必要がある?」
まとめ
オムツかぶれになってしまっている場合は、まずはおむつかぶれにならないように対策から見直してみてください。
オムツを替えたりお尻拭きを変えるだけでも改善する場合があります。
あまりにもひどいようでしたら医師に診てもらい治療をする必要があります。

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